大会動画を次の練習に生かす方法
大会動画を練習に生かすには、見つけた問題を全部伝えるより、次に確認する場面を絞ることが役立ちます。本人の感想、指導者の講評、動画で見えることを分けて残すと、何から取り組むかを相談しやすくなります。
この記事の内容
動画と結果を同じ場所へ保存する
日付、大会、種目、部門が分かる名前を付け、原速・元の音の動画を残します。ペアや団体では、チーム内の共有ルールに従って保管してください。
結果表や講評があれば一緒に保存します。先に短い切り抜きを作るより、全体動画を確保しておく方が、あとで前後のつながりを確認しやすくなります。
本人が見たいタイミングで、全体を一度見る
大会直後に長い反省会をする必要はありません。本人が落ち着いて見られるときに、まず止めずに一度再生します。「どこができたと思う?」「先生に聞きたいところはある?」と聞き、保護者の評価を先に並べないようにします。
落とした場面だけでなく、その後に戻れた区間、練習で意識していた動きが出せた区間も残しましょう。
質問は、時間位置とセットにする
表が画面に収まらない場合は、横にスクロールできます。
| 記録 | 書き方の例 |
|---|---|
| 動画で見えること | 0分47秒の受けの後、一度位置を戻した |
| 本人の感覚 | その前の移動で急いだように感じた |
| 指導者への質問 | 移動から受けまでの流れを確認したい |
原因まで書く必要はありません。分からないところを質問として残す方が、助言を受けやすくなります。
次の練習で試すことを一つにする
指導者から複数の助言を受けたら、何を先に取り組むか確認します。例えば、特定の受けから次の操作まで、隊形変更後の動き出しなど、一つの区間を選びます。
変更した後は、同じ構成・近い角度の動画で確認します。条件が違う場合は、その違いを添え、成功・失敗の回数だけで結論を出さないようにしましょう。
過去動画は、責めるためでなく変化を見るために
同じ失敗を何度も見せて叱る使い方では、本人が動画を嫌がることがあります。見返す目的と時間を短く決め、指導者の方針に沿って必要な区間だけ確認してください。
次の大会では「前回の課題をどう準備したか」も記録します。得点や順位だけでは分からない、本人の取り組み方の変化を残すと、動画が継続して役立つ練習資料になります。