新体操技術を振り返る

新体操団体の連係・交換を動画で振り返る方法

更新日:

団体の連係・交換を動画で振り返るときは、手具が動いた瞬間だけでなく、関わる選手全員の入り方と次の動作まで残します。誰かが落とした結果だけを見ても、位置やタイミングの関係は分かりません。

この記事の内容

全員が見える区間から確認する

まず全体動画を原速で見て、確認したい交換や連係の時間を控えます。次に、その前の隊形へ入るところまで戻してください。投げる選手だけ、受ける選手だけの映像では、互いの位置関係を説明しにくくなります。

他の選手と重なって手具が見えない場面は、そのまま「確認できない区間」として残します。画面外で起きたことを推測して、どちらの責任かを決めないようにしましょう。

三つの段階に分けてメモする

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールできます。

三つの段階に分けてメモする
段階 記録すること
入り 交換・連係の位置へ入る移動、動き出し
実施中 関わる手具と選手の見える範囲
出口 受けた後の移動、次の隊形へのつながり

「受けが合わなかった」だけでなく、「直前の移動から間隔が変わったように見える」といった質問へすると、指導者が確認する範囲を絞れます。

予定した構成と合わせて見る

同時に動く予定なのか、順に動く予定なのかが分からないと、映像の印象だけで評価してしまいます。指導者に、今回確認する区間の役割と目印を説明してもらいましょう。

規則上の連係や交換の成立を確認したい場合は、団体の採点規則で扱う内容として相談します。個人の手具操作の説明だけで評価を決めず、団体用の資料と合わせて確認してください。[1]

本人の感覚は、各自の言葉で残す

「投げる前に急いだ」「相手の位置を見失った」などの感覚を、それぞれ短く記録します。保護者が一方の説明を正解にして、ほかの選手へ修正を迫る形にしないことが大切です。

チーム内の質問は指導者や代表者へまとめ、全員が同じ回答を受け取れるようにします。動画を外部へ渡す際も、関係者の了承と閲覧範囲を確認してください。

次の練習で、一つの区間を確かめる

指導者に優先する交換・連係を選んでもらい、確認する位置や目印を共有します。投げる距離や身体動作を家庭ごとに変えず、安全な練習場所で全員の関係を見ながら調整しましょう。

参考資料・公式情報

  1. 【女子新体操】ジャッジペーパーの掲載日本体操協会

参照日:2026年9月5日

記事の先頭へ戻る ↑